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山形県にしかない変わった条例

個性ある地域情報産業をつくる白鷹ソフト小村条例(白鷹町)

第3条(基本理念)
2.町は前項の理念に基づき、次のとおりソフト小村を位置付けるものとする。
(1)情報産業の集積及び町産業の高度化を推進する拠点
(2)情報技術を活用した働く場の創出と人材の育成、定着を図る拠点
[以下略]

高度情報化社会がたどり着くべき終着点か?

インターネットがもたらした最大のスゴさのひとつに「利用者がどこにいようが、平等にコミュニケーションができる」という点が挙げられるでしょう。

 

たとえば、東京から電話をするなら、横浜にかけるよりも山形にかけたほうが、通話料金が高額になります(固定電話の場合)が、ネットを使えば、そうした物理的距離によって通信コストに差が生じることはありません。
こんな便利なインターネットさえあれば、業種によっては「なにも、必要経費が高くつく大都会で仕事しなくていいんじゃないか?」と気づいちゃう人が現れて当然です。

 

白鷹町が整備した「ソフト小村」は、積極的に地方へ職場を求めたITベンチャー経営者を受け容れるオフィス施設。まだ小規模ながら、自然いっぱいの静かな環境が好評を博しています。

 

地方のソフトウエア会社は、まだまだ「ITゼネコン」などと呼ばれる首都圏の大企業から仕事を下請けして乗り切る場合も多いようですね。しかし、日本語変換ソフト「ATOK」などで有名な株式会社ジャストシステム(徳島市)の例もありますし、山形の田舎町から、画期的な製品が全国へ広まっていくことも、十分に期待できます。

 

買い物袋モテモテ運動実施要綱(酒田市)

スーパーなどで日用品を購入する際に、買い物袋(いわゆるエコバッグ)を持参した客には、レジ袋に相当する額を還元するという特典を付けることにより、ゴミの減量化や環境保全意識の高揚を図る趣旨の運動。

 

似たようなサービスを実施している小売店は、現代では、むしろありふれた存在でしょうが、酒田市は自治体ぐるみで取り組んでいるのです。

 

運動への協力を望む店舗は、申込書を市長に提出し、市長は「買い物袋モテモテ運動協力店であることの証」を交付し、協力店は定期的に「買い物袋モテモテ運動実績報告書」を市に提出するよう定めています。

 

ふるさと定住いいですね条例(飯豊いいで町)

町内へ「Uターン」「Iターン」などのかたちで転入して家を建てた人や、町内で第3子以降を出産した女性に、数十万円単位の奨励金を支給して応援することを定めた条例です。全国的に生産年齢人口が低下傾向にある今、飯豊町は下げ止めることができるでしょうか。

 

米等の自給確立都市宣言(山形市)

日本にある食料の6割は、外国から輸入されたもの。国産の農作物は「おいしいけど高価」だと敬遠されながら、大量に輸入された食べ物が大量に廃棄される矛盾だって起きています。

 

そこで、県の食料自給率が100%を超える山形が、一肌脱いで、国の存立基盤を強化すると覚悟しました。日本の都市部に住む人々は、山形市に足を向けて寝られません。

 

鳥海山の高山植物その他の植物で構成されるお花はな畠ばたけ等保護条例(遊ゆ佐ざ町)

山形の最高峰、鳥海山の「お花畠保護地域」に生えた、特定の高山植物を摘み取った者を、最高3万円の過料に処すと定めます。「お花畠」というネーミングが、ちょっと可愛らしいですしね。

 

中山町のキャッチフレーズ(中山町)

「スポーツとフルーツ 伸びゆく町 なかやま」……スポーツとフルーツを並べて置くのは、ちょっとムリがある印象ですが、かろうじて「爽やか」という要素で共通しているかもしれません。それに、妙に語呂がいいですし。